丸太搬出(10/25,11/7,11/17)

10/25、11/07、11/17 の3日間は森に仮置きしている丸太の搬出を行いました。
これらの丸太は森守こども探検団の小屋作り(12月予定)で使う柱や梁や桁や土台などの角材に加工されます。
 
9cm角の角材を作るため末口直径15cm以上の丸太(長さ215cm)12本を人力で運び出しました。
皮を剥いて立ち木のまま乾燥させて1年以上経った木を伐採してさらに半年以上経過しています。
そのため生木に比べると半分から3分の1程度の重さにまで軽くなっていますがそれでも元口直径が30cmともなるとかなり重たいです。
そしてこれらの中にはこども探検団が9月に手ノコギリで伐倒したものもあります。
 
まずは急斜面を斜め横に向かって運びますが木が生い茂る中ロープを張ってロープウエイのように丸太の頭を吊ってゆっくりずらしながら動かします。
人力でロープを張っていますので丸太を完全に宙に浮かすほどのテンションは掛けられません。
丸太のもう一方の端は地面に接しています。それでも丸太を担いだり引っ張たりするより格段に楽です。
 
作業道に最も近い仮置き場の真上まで持ってきたら今度は急斜面に沿って丸太を一本ずつ下に向かって降ろします。
丸太にスリングを掛けて引っ張りながら下りますが結構落ち葉や枝や根っこの抵抗があるため勝手に滑り落ちたりはしません。
 
作業道はほぼ水平に近い緩斜面なのですが途中に急斜面が一か所あり竹で簡易な階段を付けてあります。
強引に丸太を降ろしたらその階段が一部壊れてしまいました。
2日目からはたまたま持っていたゴザとブルーシートを持って行き階段に被せてその上を丸太を滑らせて降ろすことにしました。
トタンで樋を作ってその樋の中を流すように丸太を降ろせば楽なのでしょうけど今のところそのトタンが手に入っていません。
 
1日目の作業で丸太に直接スリングを掛けて引っ張ったのでは抵抗が大きくスリングも地面とこすれてかなり摩耗してしまうことになったので2日目までに廃材で簡単なソリを作りました。
このソリに丸太の頭をくくり付けてソリを引っ張ることで作業性が格段にアップし割と楽に運べるようになりました。
 
3日目の11/17には雨の予報の中遠くから援軍も来てくれてなんとか予定の12本を運び出すことができました。
翌々日の11/19がこども探検団の製材体験の日なのです。

木々が繁る中なるべく直線的にロープを張ります
探検団のノコギリ伐採で伐倒したままにになっていた木を玉切り
新兵器の廃材ソリ
緩斜面の作業道を引っ張ります
竹で作った簡易階段にゴザを掛けて均します
小雨降る中ソリに丸太をくくり付けます
割と急な斜面を降ろします
見事に枯れ葉に擬態するクロコノマチョウの成虫
タイトルとURLをコピーしました